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神仏習合

 私の中学時代、「神宮寺さん」と言う後輩がいた。多分由緒ある姓なのだろう。日本古来

の神道と外国から伝来した仏教が同居していた時期は長い。百科辞典で「神仏混こう」を

調べた。書いてあることが難しくて、研究者でもなんでもない私には全く分からない。ただ、

高校の時に習った「神仏習合」と明治維新の頃に「神仏分離」「神仏判然の令」程度の知

識で今も残る神仏習合時代の名残を追って行きたいと思っています。

(1)備品、装飾品の違い

 私が今まで見てきた中で、これは神社特有のもの、これは寺院のものと独善的に

備品、装飾品を下の表に分類してみました。もちろん例外があることは分かっていま

す。この『神仏習合』のコーナーは神社と寺院が近接していたり、神仏習合時代の名

残を載せて行きたいと思っています。

         神社                寺院       
鳥居         ○          ×
灯篭         ○          ○
手水舎         ○          ○
狛犬         ○          ×
しめ縄         ○          ×
賽銭箱         ○          ○
拝殿の前         鈴         鰐口
鐘付き堂         ×          ○
千木、かつお木             ○          ×
     

(2)神社に鐘撞き堂が・・・

 photo.11-1は山形県上山市にある月岡神社の拝殿です。月岡神社は上山城の隣にあ

り、徳川家康の先祖が祭神として祀られています。「神紋」のコーナーに出してあるお馴染

みの葵の紋を紹介してある由緒ある神社です。月岡神社には鐘撞き堂があります。

 

photo.11-1 月岡神社拝殿             photo.11-2 鐘撞き堂

(3)寺院に鳥居としめ縄が・・・・

 山形県上山市にある寺院に神社特有のものであると思っていた鳥居としめ縄が配置さ

れていました。地方には神仏習合時代の名残が残っているものです。

photo.11-3高松観音               photo.11-4 観音様に鳥居としめ縄

    

photo.11-5 石曽根観音            photo.11-6 石曾根観音の鳥居


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