眷属(けんぞく)
最新版ではどうか判りませんが、30数年前に購入した平凡社世界大百科辞典を
引いて見ましたが、「眷属」という言葉は載っていませんでした。余程特殊な言葉な
のだろうと思います。ちなみにパソコンではすぐに出てきます。
狛犬が外敵などを防ぐ霊獣なら、眷属は「神の使い」とされます。お稲荷さんのキ
ツネを始めとして、シカ、カメ、サル、ウサギなどが眷属です。
photo.4-1 photo.4-2
photo.4-1、4-2共、神社内に置かれた備品として欠かすことの出来ない燈篭に彫刻された
シカの彫刻です。photo.4-1は川崎市高津区の新作八幡宮、photo.4-2は東京都大田区北
千束の通称清水窪弁才天、天八大龍王神の燈篭に彫られた眷属です。
photo.4-3 photo.4-4
photo.4-3、4-4とも川崎市中原区の大戸神社の燈篭に彫刻されたものです。シカなのか
ウマなのか良く分かりません。私はウマに見えるのですが、風化していますので私には決
め手がありません。
photo.4-5 photo.4-6
燈篭にはよくシカの彫刻がしてあります。photo.4-5と4-6は参道の左右に配してあるサ
ルの眷属です。台座に「猿神」と彫ってあります。神様のお使いとしての眷属です。川崎市
中原区丸子山王町にあります「日枝神社」のものです。猿神の建立は昭和62年11月。
photo.4-7 photo.4-8
我が家からは遠く離れた中仙道の「庚申塚」にある「猿田彦大神」の眷属のサルです。お
地蔵様の様に赤い服を着せられております。5月の連休中、巣鴨の「とげ抜き地蔵」に行
った折り撮ったものです。台の部分には「見ざる、聞かざる、言わざる」も彫られておりま
す。とげ抜き地蔵の傍です。そちらから流れてきた参拝者が多く、誠に小さなお社ですが
私がいつも行く神社に比べ、下世話なことですが、お賽銭の額も多いのでは・・・。
2009年1月3日、初詣に赤坂日枝神社に行きました。
神門の左右にはサルの像があります。お寺で言えば、仁王様が配置されているところ。左側が烏帽子を被
った像photo4-9で右側が小猿を抱えた像photo.4-10です。
photo.4-9 photo.4-10
拝殿に向かって右側には烏帽子を被った石像photo.4-12、左側には小猿を抱えた石像photo.4-11が座
っております。日枝神社の眷属、神の使いはサルのようです。神社に行くと何処も狛犬が配置されています
がここ日枝神社では見かけませんでした。やはり、「犬猿の仲」というものがあるのでしょうか。
photo.4-11 photo.4-12